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『東伊豆町産オリーブの新漬け講座』大盛況で終了。
東伊豆産オリーブの新漬け講座ですが、この期間に全部で5回開催させて頂きました。
最初の渋抜き溶液替えのタイミングを逆算して、午前中開始と午後開始では講座内で実践する内容が若干違っていました。
実践の前に簡単な試食。
採れたそのものもちょっとかじって頂き、渋みがあることを体験。次に講師である野口様が事前に漬けておいたものを試食。
塩味は、好みで調整できるが、気持ち薄味。最後にメイプルシロップで漬けておいたものも、新漬けだけでなく違った漬け方も体験。
さて、実際の新漬け実践ですが、午前中の講座ではあく抜きの溶液にオリーブを漬けるまで、午後の講座では、渋抜きの溶液を作るまでが実践。
渋抜きの溶液交換まで8~10時間漬けておくことが必要なため、交換作業を行う時間帯を逆算して、講座中に実践する工程を調整しました。
残りの作業は持ち帰って、ご家庭で続きを行って頂く。
ここからは、オリーブについての学び。野口様が東伊豆町でオリーブを栽培するきっかけにもなった伊豆急様のオリーブプロジェクトで作られたエキストラバージン・オリーブオイルの試飲。
やはり普段スーパーで購入するバージン・オリーブオイルとは違ってとてもまろやかに感じた。
試飲しながらオリーブオイルがなぜ体に良いと言われているかの理由を伺う。言葉で簡単に言うと普段のサラダオイルは種類から精製したもので、
オリーブオイルは、実を絞ったもの。つまりオリーブのジュースなのだそうだ。
更には、野口様の栽培するオリーブは完全無農薬であるので、剪定した葉からオリーブ茶を作ることが可能ということで、お手製のオリーブ茶も試飲しました。
青汁のように苦みが強くおいしくないと言われていましたが、個人的には好みの味であった。
オリーブの書籍情報によるとオリーブ茶も体にとってもよく、免疫力を高めるらしい。
よく「オリーブオイルを作って売ればいいのに…」と質問されるらしいのですが、オイルを搾油するための搾油機が高額なことと、
それに見合った売り上げにするには、栽培自体も大きな規模が必要になってしまうため、とても採算が見込めないということでした。
何れにしても、現時点で手一杯だと…。
質疑応答を経て終了となりましたが、終えた後には参加された方で歓談もあり、満足頂けた感じで、ホッとしました。
オリーブの実もほぼ残っていないということで、次回は来年まで待つことなりますが、来年も楽しみです。