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3/15『皮から餃子をつくる会』たくさん作っちゃいました!
事前準備で少々バタバタしましたが、予定時刻でワークショップを開始。
先ずは、皮づくり。ビニールを使うことで、手を汚さずにつくります。
練ったところで、30分程度寝かせますが、その間に薬膳について講師の解説。
30分寝かせたもを麺棒を使って伸ばしていきますが、その皮は餃子だけでなく他のレシピにも使えるというプチ情報も頂きました。
先に学んだ薬膳の知識に基づいた具をつくりますが、こちらもビニールを使うことで手を汚さず後片付けも簡単。
その具の材料は薬膳の考え方に則った春の季節に合わせた食材を使います。
作る際に香辛料なども加えていくので、たちまち食欲をそそる香りが周囲に広がります。
包み方は元宝という帽子のような形のつつみかたを教わりましたが、これは中国が清の時代から用いられた馬蹄形の銀塊の形で、お金の形にすることが多いとの事でした。
中国においては餃子が幸運を包み込み、その幸運を食べることで、お金持ちになるという縁起のいい食べ物となっていたようです。
作り上げたものを電子プレートに並べて焼き上げましたが、想定していたものより多くを並べてしまいましたので、焼きあがるまでにちょっと時間が掛かってしまいました。
しかし、その時間を使って講師への質問だけでなく、食に関する情報交換、参加者同士の楽しい会話など時間を持て余してしまうことはありませんでした。
焼きあがったものは、自分作ったものを試食しますが、参加者同士で交換して味見しました。
同じ材料と量にも関わらず、味わいが違ってくるという不思議な現象も体験頂きました。
講師によると、これまで多くのワークショップを行ってきているが、人によって味わいが違ってくるので、それがまた楽しい現象でもあるという。
ワークショップ開始時点では少々固かった表情も終わるころには全員が笑顔で会話も多くにぎやかに。
今回の「食べて学ぶ、やさしい薬膳講座」は学びと試食だけでなく、参加者自らも参加するワークショップとして楽しく体験頂いたと感じることが出来ました。